最初の記事、なにを書こうか悩んだけどやっぱり今の話題のサッカーW杯に堂々と乗っかってみます。
2022年、カタール大会観ていますか?
私は20代までサッカーはもとい、スポーツ観戦そのもに興味がありませんでした。
それもこれも、私自身が運動神経がなさすぎたから。興味がないというか運動が出来なさすぎて子供の頃は馬鹿にされることも多く、ひねくれた結果スポーツで盛り上がっている集団を冷めた目で見ていて。
今回はそんな私がサッカーW杯を観るのに夜更かししたり、早起きしたり、にわかファンデビューできた話。
トラウマだらけの小学生時代
- とにかく足が遅い
- 跳び箱は3段がギリ
- 球技はとりあえず突き指
- チーム分けで選ばれない
- ドッジボールは最後まで無駄に残ってしまう
もう上げたらキリがないくらい。もちろん学年で足は一番遅い。先生にふざけちゃ駄目と怒られる日もあった。
球技の授業では稀に来るボールをキャッチできない挙句、親指以外全部突き指して。
毎年運動会をどう休むのかを考える6年間でした。
地獄の高校体育授業
中学校に上がっても運動神経のなさは変わらず、とにかく高校はプールとマラソン大会がないところを選んで安寧の日々が訪れたかと思いきや、まさかのスパルタ体育教師!!
よーし!これからみんなの前でサッカーボールリフティング10回できるまで毎回テストするぞー!
は?!
案の定、いつまでも出来ないのは私一人。合格しているみんなも終わるまで応援しなきゃいけない地獄。
先生もいよいよ頼む、、、合格してくれ、、、と懇願。
泣く私×クラスのみんなの気まずい応援×毎授業=地獄!
この世の中で一番嫌いなのはサッカーだと決定付けるのには十分すぎる出来事でした。
今でも震える。
変わる価値観と葛藤
そんなこんなでスポーツからどんどん遠ざかった私は、スポーツできる人のみならず、スポーツ観戦している人も敵だ!と雑な価値観を持ってしまいました。
ボウリングも温泉の卓球も、もう全部嫌いでそれはそれはめちゃくちゃ付き合いの悪い人間が出来上がりました。
それから30歳を迎えて、なんとなくテレビを点けたらやっていたラグビーW杯の中継。
え、なんかすごい、、、。
気が付いたら夢中で見入っている自分がいました。
でもずっと、兎にも角にも敵視していたスポーツ。なかなか素直に面白いと思いたくない自分が、、、。
いや我ながら本当に面倒臭い。
私が面白いなんて思うはずがない。面白いなんて思いたくない。
いやそれ普通に面白いって言ってるじゃないですか。という心のツッコミも無視。
シンプルに試合を観て、シンプルに面白いと思うことができない。
過去の私が許してくれない。
でも気が付いたら日本戦をビール片手にパブリックビューイングで楽しんでいる私。
蘇るトラウマ
「なんだ!スポーツできる人ってすごい!尊敬する!」なんてラグビーをきっかけに色々なスポーツが話題になれば、チェックするくらいにはなっていたし、頑なにスポーツを毛嫌いしていた自分はいなくなっていました。
そう、サッカー以外は。
サッカーは本当に観られないまま。
2019年にスポーツ観戦の面白さを知った私は、それから3年、2022年サッカーW杯を観ることに決めました。サッカーだけ意識してるのも悔しかったし、なんてことないって話にしたかったのです。大袈裟ですが、それくらいのトラウマでした。
15歳の私と迎えた1戦目。
無事にわかファンデビュー!!
結果、ドイツ戦、コスタリカ戦、朝4時に起きてスペイン戦を楽しんでいます。
いや、サッカーW杯すごく面白いんですけど!?(戸惑い)
もちろん何も詳しくないし、目が全然ボールに追いついてない時もあるし、何が起こってるのかわかってない時もあるけど、難しく考えずにワクワクしています。
もっと早くちっぽけなプライドを捨てられていたら、日常のワクワクが増えていたんだなぁと思わないこともないけど、ないものはない!新鮮な気持ちでいられることに目を向けていたい。
15歳の私にタイムスリップして何か伝えるとしたら
学校なんてトラウマ黒歴史製作所だし、その体育教師の名前は10年も経ったら周りも覚えてないくらいの存在になるし、とにかくその時間だけ耐えればみんなと同じようにスポーツ観て楽しめる時が来るから。大丈夫。
でもみんなで温泉行ったら、ヘタクソでもいいから卓球は参加してもいいかもよ。
では本日24時クロアチア戦楽しんできます!
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